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前立腺がんは、米国では男性のがんの中で患者数が最も多く、死亡率は肺がんについで第2位です。日本でも食事の欧米化および高齢化社会にともない患者数が急上昇中です。
10万人当たりの男性が1年間に前立腺がんにかかる人数は、50歳以後は加齢とともに対数的に増加し、70歳代では約100人、80歳以上では200人を超えるほどになります。前立腺がんは、前立腺の中にがん細胞が発見される病気です。前立腺がんも他の大部分のがんと同様に、早期発見が治癒につながります。
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前立腺がんは、前立腺の細胞が正常の細胞増殖機能を失い、無秩序に自己増殖することにより発生します。
遺伝子の異常が原因といわれていますが、正常細胞がなぜがん化するのかまだ十分に解明されていないのが現状です。
欧米の報告によると、脂肪分が多く含まれている食事を多く摂取することにより、前立腺がんが増加すると考えられています。
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前立腺が尿道を囲むように存在しているため、前立腺がんが発生するとその増殖により尿道が圧迫されてさまざまな症状がみられるようになります。
・排尿困難(尿が出にくい)
・頻尿(尿の回数が多い)
・残尿感(排尿後、尿が残った感じがする)
・尿意切迫(尿意を感じるとトイレに行くまでに排尿を我慢できない状態)
・夜間多尿、下腹部不快感など
がんの大きさが尿道を圧迫するほど増大していなければ、無症状のことが多くあります。がんが尿道を強く圧迫するようになると、尿が出なくなる状態(尿閉)となってしまいます。がんが尿道や膀胱内に進展した時は、その部位より出血し、肉眼的血尿が見られることがあります。前立腺がんが、よく転移する臓器としてリンパ節と骨があげられます。
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採血専用の器具を指先に当て、レバーを下げると、少しチックとしますが思ったよりも痛みはなく血液が少量出ますので、それを採血用ろ紙に吸い取らせるだけです。
前立腺がんのスクリーニング(ふるいわけ)検査として医療機関で実施されている検査で、血液中のPSA(前立腺特異抗原)値を測定し、基準値は4.0ng/ml以下です。
PSAは前立腺の細胞だけが分泌する糖タンパク質で、前立腺にがんができると血液中で増加します。前立腺がんの診断、治療効果の判定と経過観察に必須の腫瘍マーカーです。検査値が4.1ng/ml以上の場合は、前立腺がん、前立腺肥大症、急性前立腺炎、前立腺梗塞、尿停滞の可能性が疑われます。
がんの発見される割合は、PSA値が4.0ng/ml以下でも50人に1人、4.1〜10ng/mlのグレーゾーンと呼ばれる値で4人に1人、10ng/ml以上になると2人に1人とされています。
55歳を過ぎたら年に1回、65歳以上なら半年に1回の検査が望ましいとされています。
注意事項(1):次の方はお申し込みできません。
・出血性の疾患で止血機能が低下している方
・特定の疾患の治療中で、薬剤(ヘパリン、ワーファリン、ウロキナーゼ等)を服用し止血機能が低下している方
・ショックアレルギーのある方や止血した場合、血の止まりにくい方
注意事項(2):次の方は正確な検査ができません
・前立腺や泌尿器関連の疾患で治療中の方
・長期間寝たきりになっている方
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